3、地方譲与税

地方譲与税とは、徴収の便宜上国税として徴収し、地方公共団体に対して譲与するものをいう。

地方譲与税は、地方交付税地方税の両方の性格を持っていると考えられる。

地方譲与税の種類としては、消費譲与税(国税である消費税の一部を分配する。)、地方道路譲与税揮発油税を課税する際に、一緒に地方道路税を徴収し、使途を道路目的に限定して交付する。)、石油ガス譲与税国税である石油ガス税の一部を分配する。)、自動車重量譲与税(国税である自動車重量税の一部を使途を道路目的に限定して交付する。)、航空機燃料譲与税(国税である航空機燃料税の一部を空港関係の地方公共団体に空港周辺整備に目的を限定して譲与する。)などがある。