2、地方交付税

地方交付税とは、地方公共団体の間で財政力の格差を調整するために、国が地方公共団体に対して国税のうち所得税法人税などの一定割合を一定の基準により交付するものをいう。

地方交付税の総額は、所得税、酒税、法人税の32%、消費税の29.5%、たばこ税の25%となっていて、このうち94%が普通地方交付税として交付され、残りの6%が特別地方交付税(災害などによる特別の財政需要が生じた場合などの分)とされる。

地方交付税は、一般財源を保障するものなので、その目的が特定されているわけではない。