3、日本の政党政治

(1) 55年体制

1955年には、分裂していた社会党の左派と右派が統合され、他方、自由党民主党が統合され自由民主党が結成された。以後1993年まで、自由民主党社会党によって政党政治が運営されていくことになるが、これを55年体制という。

もっとも、社会党自民党の2分の1以下の議席しか確保しておらず、1か2分の1政党制と揶揄された。

(2) 55年体制の崩壊

1993年、日本新党新生党新党さきがけなどの保守新党社会党公明党民社党などの各党が、日本新党の細川代表を首班とする非自民・非共産連立政権を誕生させた。ここに、55年体制は崩壊した。