社会 日本政治史 (昭和初期)

[ 要点 ]


満州事変のきっかけとなったのは、柳条湖事件である。

◆第二次若槻内閣は満州事変で不拡大方針を表明したが、閣内不一致で総辞職した。

国際連盟は、満州事変の調査のためにリットン調査団を派遣した。

◆大正末以来の政党内閣は、五・一五事件によって崩壊した。


社会 日本政治史 (昭和初期)

● 昭和(〜第二次世界大戦)時代年表


1927年  金融恐慌、山東出兵

1928年  最初の普通選挙実施、三・一五事件、済南事件、
       張作霖爆殺事件、不戦条約調印

1930年  金輸出解禁、ロンドン条約調印、昭和恐慌

1931年  柳条湖事件 → 満州事変、金輸出再禁止

1932年  上海事件、血盟団事件満州国建国宣言、五・一五事件
       日満議定書調印

1933年  国際連盟脱退通告

1934年  満州国帝政実施

1936年  ロンドン会議脱退、二・二六事件、日独防共協定、
       ワシントン・ロンドン条約失効

1937年  廬溝橋事件 → 日中戦争、日独伊防共協定

1938年  国家総動員法、張鼓峰事件

1939年  ノモンハン事件、日米通商航海条約破棄通告

1940年  北部仏印進駐、日独伊三国同盟成立、大政翼賛会発足

1941年  日ソ中立条約締結、南部仏印進駐、
       ハワイ真珠湾攻撃 → 太平洋戦争

1942年  翼賛選挙、ミッドウェー海戦

1943年  ガダルカナル撤退、大東亜会議

1944年  サイパン島陥落、本土爆撃本格化

1945年  東京大空襲沖縄本島占領、広島に原爆投下、ソ連参戦
       長崎に原爆投下、ポツダム宣言