10-43 具体的事実の錯誤1
〔No.43〕「甲は,乙を殺害するため,けん銃を撃ち,弾丸が乙に命中するとともにその背後 にいた丙にも命中し,乙は負傷したにとどまったが,丙は死亡した(ただし,甲には 丙に対する未必の殺意もなかった。)。」という事例における甲の罪責についての…
〔No.43〕「甲は,乙を殺害するため,けん銃を撃ち,弾丸が乙に命中するとともにその背後 にいた丙にも命中し,乙は負傷したにとどまったが,丙は死亡した(ただし,甲には 丙に対する未必の殺意もなかった。)。」という事例における甲の罪責についての…